今、花嫁たちに大人気なのがパーツを取り外すことができる2wayウェディングドレス。
挙式と披露宴でアレンジしたり、前撮りと当日でアレンジ方法を変えるのもオススメです♪
「そうは言っても同じドレスなんだからそんなに変わらないのでは?」
と思っているかもしれませんが、着脱式のパーツがあるとないとで大きく雰囲気が変化するものも多いんです。
今回は、そんな2wayドレスについて、衣裳のプロががさまざまな視点からアドバイスしていきます。
これから衣裳選びをするという方はぜひ、参考にしてみてください!
2wayドレスの魅力は雰囲気の変化とコスパ?
2way(ツーウェイ)ドレスの魅力といえば、ひとつの衣装でふたつのシルエットを実現できること。
同じドレスでも、ちょっとひと工夫加えることによってまったく違った雰囲気に変化させることができる1着を2wayドレスと呼んでいます。
どちらかお好みのシルエットを選んで使うことももちろんOKですが、挙式と披露宴で使い分けることで、1着でふたつの姿を演出することも可能になります。
1着ドレスを2つのシーンで着ることができれば、レンタルする着数が1着少なくなるため、レンタルの料金を抑えることが可能です。
2wayドレスの変化ポイント
1着でふたつのデザインと言っても、元々のドレスは同じ。
だから、当然ですが、純白のウエディングドレスが赤いカラードレスに変わることはありません。
では、2wayドレスは具体的にどんなところが変わるのでしょう。
実は、2wayドレスと言っても印象を変化させるためのパーツはさまざまです。
スカートのボリュームや丈、身頃の雰囲気や全体的なイメージの調整など、ドレスによって変化させるポイントが異なり、場合によっては2wayと言わず、組み合わせ次第では3パターンも4パターンも見せ方が変えられるドレスもあります。
●2wayドレスの変化ポイント
- オーバースカートでボリュームを変化
- スカートをミモレやミニ丈にしてカジュアルに
- ボレロやオーバードレスでクラシカルな雰囲気を
- トレーンを装着してゴージャスなシルエットに
- リボンやベルトのワンポイントでもイメージが変化
オーバースカートでボリュームを変化
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オーバースカートあり
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オーバースカートなし
柔らかなチュールの上に透明感あふれるオーガンジーオーバースカートを重ねた1着。
アーティスティックな流れを見せるフェアリーテイストのオーバースカートが清楚な中にもモード感をプラス♪
オーバースカートを取り外しせば、シンプルなチュールドレスにイメージチェンジ。透明感のあるシルエットを演出できます。
スカートをミモレやミニ丈にしてカジュアルに
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ラッフルスカート
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ミニ丈
フレッシュでハイセンスな雰囲気のドレスは、切り替え部分のリボンが大きなアクセント。
愛らしい雰囲気を醸し出すラッフルスカートドレスは挙式にも披露宴にも似合うフェミニンな1着です。
スカートを取り外したモダンな印象のミニ丈は、披露宴だけでなくカジュアルな雰囲気の1.5次会や二次会などにもおすすめです。
ボレロやオーバードレスでクラシカルな雰囲気を
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ボレロあり
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ボレロなし
シンプルでラグジュアリーな輝きを放つビジューモチーフのウエディングドレスは、ボレロをまとうことによってクラシカルな雰囲気を放つビンテージライクな雰囲気へと変化。
デコルテをカバーしたり、袖丈を変えたりすることによってドレス印象がガラリと変化するため、ボレロの着脱は見た目に大きな変化をもたらします。
トレーンを装着してゴージャスなシルエットに
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トレーンあり
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トレーンなし
ソフトサテンのシンプルなAラインドレスは、身頃のドレープが華やかさを演出する大人のウエディングドレス。
パイピングのトレーンを装着することによって雰囲気を大きく変化させ、大聖堂などの挙式会場から収容人数の多い披露宴会場まで、広々とした挙式会場にもしっかりと映えるシルエットへと変化させます。
挙式にはトレーンをつけて存在感を出し、披露宴では動きやすいシンプルなドレス姿を自分らしくコーディネートする。
そんな使い分けも叶います。
リボンやベルトのワンポイントでもイメージが変化
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リボンベルト
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ビジューベルト
美しいチュールや繊細なレースがふんだんに使われた、エアリーで透明感のあるドレス。
シンプルで高級感のあるビジューベルトと、コントラストが引き締まった印象を与えるネイビーのリボンベルトは、それぞれにまったく異なるベクトルでドレスのイメージを演出しています。
同じドレスに違ったベルトを装着するだけでもガラリと変化する見た目のイメージに、自分らしさを引き立てるコーディネートで演出を加えれば同じドレスとは思えないくらいの変貌をとげることが可能です。
1着で2度楽しめる2wayドレスでウェディングドレス選び
1つのウェディングドレスで2パターンのスタイルが楽しめる2wayドレス。
その1つひとつはただのパーツではなく、大きく印象を変化させてくれるキーアイテムです。
2wayドレスなら挙式のときと披露宴のとき、あるいはその後の2次会で、それぞれのシーンで幅広い演出が可能です。
しかも、ドレス自体は着替える必要がないためお色直しの時間短縮にも繋がります。
結婚式当日、できるだけ長くウェディングドレスを着ていたい!という花嫁も、ぜひ2wayドレスを活用してみてください!
ウェディングドレスを着られるのは一生に一度!ぜひお気に入りのドレスを納得できるまで楽しみつくしてくださいね☆