ウエディングドレスの中でもシンプルでスタイリッシュなイメージの強いスレンダーライン。
「スタイルの良い人が着るイメージ」
「着たいけれど自信がない」
「身長が低い自分には似合わないかも」
などなど、本当は着てみたいのに、ハードルが高いこともあってなかなか着られないという花嫁も少なくないのではないでしょうか。
でも、実はポイントさえしっかりと押さえておけば、ほとんどの花嫁が上手に着こなせるラインでもあるんです。
そこで今回は、スレンダーラインの着こなしポイントを5つに分けてご紹介します。
スレンダーラインとは?
スレンダーラインとは、その名の通り細身のシルエットのウエディングドレスのことです。
スカートの部分に広がりがなく、体のラインにフィットするシルエットが大人っぽさを演出してくれます。
細身な人が似合うドレスという印象は間違いではありませんが、体型カバーのポイントをきちんと把握しておけば誰でも着こなすことが可能。
憧れはあるけれど自分には似合わないかも・・・と思っている方は、一度チェックしてみる価値アリです。
●スレンダーラインのドレスのイメージ
- スタイリッシュ
- 大人っぽい
- シンプル
●スレンダーラインのドレスのポイント
- シンプルで動きやすく、小さな結婚式場にもおすすめ
- 存在感があり、オープンエアの空間でも素敵に映える
- 体系カバーで細身で背が高い印象を与えられる
【ポイント1】会場との相性をチェック
●少人数の会場・レストランウエディング
スレンダーラインのウエディングドレスは、シンプルでスタイリッシュなデザインなものが多く、小さめの会場がおすすめ。
広がりのないスカートが動きやすいこともあって、見た目的にも機能的にも相性が抜群です。
少人数の結婚式やレストランウエディングなどにはよく選ばれているラインでもあります。
●ガーデン・リゾートウエディング
シンプルでナチュラルなイメージはオープンエアの雰囲気によく合います。
美しい緑に包まれ、ウエディングドレスを風になびかせる姿は透明感のある美しい花嫁の印象を与えてくれます。
ガーデンウエディングやリゾートウエディングなどにスレンダーラインが選ばれる理由のひとつでもあります。
スレンダーラインのウエディングドレスはかさばらず持ち運びがしやすいため、海外リゾート挙式やフォトウエディングに日本から持ち込む方もいらっしゃいます。
【ポイント2】体型カバーの活用で誰でも着こなせる?
スレンダーラインで最も気になるのが「自分でも着こなせるかどうか」ではないでしょうか。
「着てみたいけれどスタイルが気になってなかなか一歩踏み出せない」
という方も安心してください。
実は、スレンダーラインには「着ているだけで細身に見える」といううれしい体型カバーの効果があるんです!
ウエストを細く見せるアクセントドレス
ウエストが気になる場合、ウエスト部分にアクセントのあるドレスを選ぶのがおすすめ。
リボンがあるデザインや切り替え部分に工夫があるものなど、ドレスによってさまざま。
スカートに少し広がりのあるシルエットデザインなら、ラインにもメリハリがうまれて気になるウエストラインをうまくカバーしてくれます。
ボレロやオーバードレスがある2WAYドレスなども着こなしによってウエストをうまくカバーできるので、気になる体型と着こなしたいデザインとの相性を考えながら選んでいきましょう。
ヒップラインはスカートのふんわり感でカバー
ヒップラインをあまり強調したくない場合は、シルエットラインがあまり強調されないデザインがおすすめ。
スカートがストレートに落ちているものだけでなく、ちょっぴり広がりを持たせているものもあり、これなら気になる体型をうまくカバーしてくれること間違いなし。
体にピタッとしたラインはエレガントさを引き出しますが、体のラインをきっちりと拾うので、スタイルに自身がないとなかなか着られませんよね。
その点、ゆるふわのスレンダーラインはフェミニンな女性の魅力を演出しつつもスレンダーラインのスタイリッシュな魅力をしっかりと残してくれるので安心です。
身長が高くなくても縦のラインを強調すれば大丈夫
身長が低い場合の物理的な体型カバーは高いヒールを履くことですが、実はそれ以外でおすすめなのがこのスレンダードレスにあるんです。
スレンダードレスは身長が高い人の方が似合うというイメージがありますよね。
この印象自体は間違っていないのですが、背の低い方でも「縦のライン」が強調されたデザインを選べば視覚効果で魅力的に見せることができるんです。
ポイントはエンパイア気味の、ハイウエストデザイン。
高い位置に切り替えがあり、そのままスカートが下に伸びているのでスラっとスタイルの良いシルエットを演出できます。
「ちっちゃくてかわいい」なんて言われていた花嫁も「大人っぽい印象」に早がわり。
身長のコンプレックスをうまくカバーして着こなすことができちゃうんです。
【ポイント3】髪型のポイントはナチュラルさ
スレンダーラインのドレスは髪型もそれに合ったものにするのがおすすめです。
ロングからミディアム、ショートまで、どんな髪型でもコーディネート次第でキレイに見せることができるため、長さをそこまで気にする必要はありません。
ただし、ドレス自体にシンプルでスタイリッシュなデザインが多いため、ナチュラルな雰囲気を出した方が全体的にまとまった印象を与えられます。
ポニーテール
ロングヘアやミディアムヘアの場合、軽くウェーブをかけることによってふんわりとした印象を与えられます。
ポニーテールにする場合は耳元にアクセントを持たせるアクセ使いもおすすめ。
きっちりまとめすぎないことでカジュアルさを演出できます。
ダウンスタイル
まとめずそのまま下ろす場合、アクセサリーを控えめにすることでよりナチュラルな雰囲気に。
軽めにウェーブをかけることでより一層ナチュラルな雰囲気を引き出します。
ヘアスタイルによってデコルテ部分をカバーしているのであえて小物は控えめにするのもポイントです。
アップスタイル
スレンダーラインのウエディングドレスは首回りやデコルテ部分をスッキリとさせるアップのヘアスタイルもおすすめ。
上品な印象があり、ホテルなど、格式高い会場での挙式シーンにもバッチリ映えるエレガントなドレス姿を演出できます。
髪の毛をまとめることで全体の印象が引き立ち、より一層スタイルを良く見せてくれます。
【ポイント4】アクセサリーは控えめにしよう
スレンダーラインのドレスの多くはナチュラルさを引き出すシンプルなデザイン。
アクセサリーで華美に演出してしまうとかえって雰囲気がちぐはぐになってしまうことがあります。
最終的にはドレスのイメージと合わせてコーディネートするのがおすすめですが、基本的にはアクセサリーを控えめにしてすっきりとまとめるのがおすすめ。
あえて何もつけないという選択肢ももちろんアリです。
【ポイント5】自分に合うスレンダーラインのドレスを探そう
スレンダーラインといってもシンプルでスタイリッシュなシルエットだけでなく、さまざまなデザインがあります。
ドレスのラインアップをみながらより具体的にイメージを膨らませていきましょう。
シンプルモードなシルエットの長袖スレンダー
●ks020
シフォンドレープのスカートや毛足のある素材の身頃が特徴のスレンダーライン。
シンプルでモードなシルエットを好む大人の花嫁におすすめの1着です。
スパンコールがキラキラ輝くエアリードレス
●Leaf137 ow
ショルダーリボンがエアリーに揺れ動くシンプルデザインの愛されドレス。
スカートのスパンコールレースが歩くたびにキラキラと色をつけてくれる、華やかな印象のスレンダー。
ボディラインを見せるシルエットに輝きを纏うソフトスレンダー
●VAD 00164
マーメイドラインのサテンドレスに透け感のあるレーススカートが重なった広がりのあるソフトスレンダー。
ボディラインのシルエットを見せつつも周囲の光を取り込んで歩くたびに表情を変化させるレーススカートが魅力的。
トレンドを押さえつつ、スレンダーのシルエットと体型カバーの効果をうまく両立させた人気のラインです。
花嫁の魅力を演出するフェミニンなロングトレーン
●Nilo
ストンと縦に落ちるシルエットでありながら、透け感のあるロングスリーブとふんわりとしたトレーンが優しい印象を引き立てるスレンダーライン。
シンプルな美しさの中に遊び心と繊細さを合せ持つオトナ花嫁必見のスレンダードレスです。
ラッセルレースがクラシカルな印象を与える1着
●SF206
細身のシルエットにラッセルレースがクラシカルな印象を与えるエレガントなウエディングドレス。
体型カバー効果を出しつつ衣裳姿を魅力的に演出したい花嫁はウエストラインを強調するサッシュベルトの装着がおすすめ。
レース使いで花嫁の魅力を引き出す2WAYドレス
●ks017
総レースのシンプルなデザインにサテンのベルトが印象的なスレンダードレス。
肩とウエストにレースをあしらったオーバースカートを装着すれば、ふんわりとしたシルエットがさらに透明感をプラス。
イタリアンサテンで立体的に魅せるクラシカルドレス
●Leaf262
イタリアンサテンを全身にまとい、ディティールにまでこだわった贅沢な1着。
美しいドレープによって立体的に仕上げられたバックトレーンが広がりのあるシルエットを演出。
スレンダーラインでありながら広く体型をカバーしてくれる安心感とクラシカルな品格を共存させる、贅沢で存在感のある1着です。
優しさと繊細さを兼ね備えた優美なスレンダー
●Leaf121
滑らかでとろみのあるシフォンジョーゼットのスカートは、細やかなシャーリングを施すことでたっぷりとした広がりを持たせています。
職人の手によってひと針ひと針仕上げられた繊細なインドビジューのトップスとも相性抜群。
前からだけでなくバックスタイルでも美しいシルエットを演出します。
幅広い体型をカバーできる上品なウエディングドレス
●JIL0275OW
繊細なチュールレースと流れるようなフリルが上品なスレンダードレス。
ゆったりとしたシルエットが体型カバー効果もプラス。ハイウエストなので、身長を高く見せてくれる効果もアリ。
取り外し可能な長袖のオーバードレスとも相まってレトロな印象を醸し出します。
緑との相性をイメージした斬新かつ洗練された1着
●JIL2001OW
オーバードレスからの透け感が魅力的な、斬新かつ洗練されたセパレートドレス。
スカートとオーバードレスにはプリーツ加工が施され、ロマンティックな印象を与えてくれます。
ホワイトをメインに白だけで創り出す1着は、オープンエアの空間で美しく輝きます。
シンプル&ゴージャスを極めた洗練のウエディング
●MK21OW
大人の花嫁に着てほしいシンプルゴージャスな1着。
正面はサテンジョーゼットの素材感が際立つ洗練されたデザイン。
バックスタイルは流れるようなシルエットで思わずため息がこぼれるような美しい装いを実現。
角度によって印象を変える魅惑のスレンダードレスです。
チュールスカートが美しく流れ落ちる印象的なスレンダーライン
●HE52OW
流れ落ちるような美しい動きを見せるチュールスカートが印象的なスレンダーライン。
ウエストのリボンや透け感のあるストラップはいずれも取り外しが可能。
アレンジ次第で印象も変化するので、体型カバーのポイントや見せたいイメージに合わせて自分らしく演出しましょう。
スレンダーラインのまとめ
いかがでしたか?
スレンダーラインとひと口にまとめても、Aラインに近いものからマーメイド寄りのデザインまで幅広く、デザインによっても大きく印象が変わります。
イメージしている理想の花嫁姿とも照らし合わせながら、ドレスのシルエットやヘアスタイル、アクセサリーの使い方に至るまで1つひとつこだわっていきましょう。
「自分に合ったスレンダーラインのドレスを見つけたい」
という方はぜひ、お店のスタッフにご相談ください。
会場のイメージから花嫁様1人ひとりのイメージするシルエットまで、しっかりと汲み取ってコーディネートさせていただきます。