ウエディングドレスといえばどんなものを思い浮かべるでしょうか?
肌の露出が大きい王道のドレスは女性の魅力を美しく引き出してくれますが、自分が着るにはちょっと・・・という方もいらっしゃいますよね。
そこで、最近多くの花嫁から注目を集めているのがハイネックのウエディングドレス。
デコルテから首までを覆うデザインのドレスは上品な大人の魅力を引き出してくれるクラシカルなものや、レトロな印象の漂う雰囲気の1着など、種類もさまざま。
見た目の印象だけでなく、体系カバーの効果も手伝って注目度はさらに上昇中。
そこで、今回はハイネックのウエディングドレスのさまざまな特徴をご紹介します。
会場のイメージとも照らし合わせながらチェックしていきましょう。
ハイネックのドレスはニットやセーターとは違う?
ハイネックのドレスと言っても種類やデザインはさまざまで、首回りをケアしてはいるけれど、チョーカーぐらいなら着けられるのでは?という長さのものもあります。
反対に、ニットやセーターのハイネックと同じように首回りを覆うくらい長いものもあり、こちらはレースや刺繍を使って首回りを素敵に装飾しているものが多く見られます。
ハイネックドレスは痩せ型の人におすすめ
ウェディングドレスといえば、デコルテを露出させたデザインが多く、ハイネックのデザインはどちらかといえば少数派と言えるでしょう。
では、どんな方に似合うのでしょうか。
実は、ハイネックのウエディングドレスの特徴は、デコルテラインを隠すデザインにこそあります。
華奢な人のボディラインを美しく見せる
痩せ型の人がデコルテを広く見せるウエディングドレスを着ると、首の長さが強調されすぎたり、鎖骨のあたりが目立ってしまって寂しい印象を与えてしまったりします。
だから、首回りに装飾のあるハイネックのドレスで首の長さをうまくカバーしたり、鎖骨の部分を覆うことによって隠しながら装飾したりすることで美しく見せるハイネックとの相性は抜群。
デザインに上品でクラシカルなものが多いことも手伝って、花嫁の美しさをより一層引き立ててくれることは間違いありません。
バストサイズがきになる人にも
痩せ型の人にも関連しますが、バストサイズが小さめの方にとってもハイネックのウエディングドレスはおすすめ。
デコルテラインをカバーすることで、華奢な体をうまく装飾してくれるので、体型が目立ちにくくなります。
反対に、バストサイズが大きめの方は少し窮屈な印象になってしまうこともあるので注意が必要です。
ハイネックドレスは袖丈で印象が変わる
ハイネックのドレスとひと口にまとめても、その印象はさまざまです。シンプルやクラシカルなどのデザインから、長袖、ノースリーブといった袖丈まで、ひとつ違うだけで印象も大きく変わってきます。
そのため、ハイネックなウエディングドレスは必ずこんなイメージになるといったものはありません。
ただ、全体的には刺繍やレースを多く用いたデザインが多く、クラシカルな印象のデザインのものが多く見られます。
ハイネックと長袖は上品でクラシカルな印象
ハイネックのドレスと長袖の相性は抜群で、上品でクラシカルなイメージのウエディングドレスを考えている場合は王道こそが長袖のハイネックと言っても良いくらいです。
袖にゆとりを持たせれば二の腕の体型カバーもできるので一石二鳥。
肌の露出は控えめにしたいという花嫁からも絶大な人気を誇っています。
ロングトレーンとの相性も抜群
ハイネックに長袖のドレスで上品かつクラシカルなイメージを演出すれば、大聖堂挙式をはじめとする広い空間にもしっかりと映えるロングトレーンで圧巻のスタイルにも変身できます。
エレガントで、ちょっと大人の雰囲気をまといながら、荘厳な空間を歩く姿は、デコルテを見せるウエディングドレスとは一味違った花嫁姿になります。
ハイネックと半袖やノースリーブでカジュアルに
袖丈が短くなると、同じようにクラシカルなイメージのハイネックドレスでも、どこかカジュアルな印象を受けます。
五分丈や七分丈も同様ですが、袖の長さによって受ける印象は少しずつ変化するので自分をどのように見せたいかも考えながらコーディネートしていくのがベスト。
ちなみに、七分、五分と短くなるにつれてカジュアルな印象になっていきますが、ノースリーブになるとまた違った印象に変化し、カジュアルさを感じなくなるところもポイントです。
ハイネックに似合う髪型はアップスタイル?
首回りに特徴があるハイネックのウエディングドレスでは、おすすめの髪型はやはりアップスタイル。
スッキリした印象を与えてくれることに、上品なイメージのドレスと相性が良いことも重なって、より大人っぽいコーディネートに仕上げることができます。
一方で、ポニーテールやダウンスタイルは髪型もちょっぴりカジュアルなイメージ。
袖丈が七分・五分・半袖といった場合はドレスの印象もカジュアルなので、髪型をダウンスタイルにして遊び心を加えることで印象に合わせたコーディネートにすることが可能です。
ボレロやオーバードレスを使った2WAY
最近のハイネックのウエディングドレスのトレンドとして多く見られるのが、ボレロやオーバードレスを使ってイメージを変える、いわゆる2WAYドレスです。
挙式では上品でクラシカルなイメージを、披露宴ではデコルテのあいたドレスでモダンな印象をと、同じドレスでまったく違った印象を与えられる点も特徴のひとつです。
三拍子そろったハイネックのドレスが人気の理由
今、特にハイネックのドレスが注目を浴びている理由は、ひとつは有名人や芸能人の方が多く着ているというところ。
最近でも北川景子さんが結婚式で着られたのはハイネックのドレスでした。
映画「あさひるばん」の試写会で桐谷美玲さんが着られたドレスや、変わり種で言うと、ドラマ「俺のスカートどこいった」で古田新太さんが着られたのもハイネックのドレスでした。
上品でクラシカルなイメージのドレスが着たいというニーズが上昇していることと、結婚式をする肌を露出を少なくしたいと思っている花嫁のニーズともマッチして、袖ありのハイネックドレスがより注目を集めているのかもしれません。
さらに、最近では結婚式にあまりお金をかけない人も増えています。
そのため、お色直しも含めて3着、4着のドレスを着るところを、ひとつは2WAYドレスにすることで衣装点数を抑えることができます。
衣装点数が減ればその分コスパはよくなるので、1着で2度オイシイ2WAYドレスを検討する方も少なくありません。
- 上品でクラシカルなイメージ
- 露出を抑えて体型カバーができる
- 1着で変化が楽しめてコスパも良好
これだけ条件がそろっていれば、ニーズが高まってくるのも当然と言えるでしょう。
いずれかひとつでも当てはまるなら、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?