2019年6月11日
ウエディングドレスの印象はラインで決まる!イメージ&ポイント別5選


女性なら誰もが憧れる純白のウエディングドレス。
夢にまで見た花嫁姿
なんて言葉で飾られたりもしますが、そのイメージってどんな感じですか?

きっと、1人ひとりが思い描いている「憧れのドレス姿」にも違いがあるはず。
なぜなら、お姫様のような装いの可愛いドレスから、シンプルでスタイリッシュな1着まで、異なるシルエットが存在しているからです。

そして、実は「ライン」と呼ばれているドレスのシルエットは、それぞれに違った特徴を持っています。
「似合う体型」や「見える印象」も大きく変わってくるため「背を高く見せたい」「スラッとエレガントに見せたい」といった理想に近づけることも可能。
だから「理想のドレス姿」に一歩近くためにはラインのチョイスが重要なんです。

それぞれのポイントを押さえて自分らしいウエディングドレス姿を叶えちゃいましょう。

Aライン どんなドレスの人にも似合う

ウェディングドレスのライン。Aラインはどんなドレスの人にも似合う
Aラインとは、アルファベットのAのカタチに見えることから名付けられたラインのこと。
シンプルですっきりとしたデザインが多く「体型カバー」の効果もあることから多くの花嫁がこのAラインのドレスを選んでいます。

「憧れのシルエットはあったけれど、結局Aラインにした」
というくらい人気も高く、誰でも着こなせる点も選ばれる理由のひとつとなっています。

●Aラインのドレスのイメージ

  • シンプル
  • 上品
  • フェミニン

●Aラインのドレスのポイント

  • 「縦」の流れを強調し、身長が高く見える
  • 広がりを見せるラインが顔を小さくみせてくれる
  • ヒールを履くことでスタイルよく見せられる

》Aラインについてもっと詳しく知りたい方はこちら

プリンセスライン 日本人の体型に似合う

ウノ・エ・レトワール
Aラインと似ていますが、スカート部分が裾に向かって大きく膨らんだデザインになっているのが特徴のプリンセスライン。
ボリューム感のあるデザインが多く、ふんわりとした質感とも相まって可愛らしく華やかな印象を受けます。

特徴は名前の通り「お姫様のドレスのようなカタチ」。
実際にイギリスの時のプリンセス、アレクサンドラが愛用していたラインということにも由来しているようです。

小柄で可愛らしい顔立ちの人が多い日本人に最も似合うラインとも言われていて、可愛い系のデザインが好みの花嫁からも人気。
身頃が細く、スカートにボリューム感が出ることから、視覚効果でウエストを細く見せてくれたり、下半身の体系をカバーしてくれたりするメリットもあります。

●プリンセスラインのドレスのイメージ

  • 華やか
  • ゴージャス
  • 可愛らしい

●プリンセスラインのポイント

  • くびれを強調させ、ウエストを細く見せてくれる
  • ヒップや太ももまわりなどの下半身をカバーできる
  • 体系に合わせたデザインを選ぶことでバランスよく見せられる

》プリンセスラインについてもっと詳しく知りたい方はこちら

スレンダーライン すっきりと動きやすいドレス


身頃からスカートの先までストンと落ちるようなデザインのスレンダーライン。
程よく身体にフィットするラインは、シンプルですっきりとした印象を与えてくれます。

細身のシルエットは動きやすく、シンプルなのに存在感も強いため小さめの会場での結婚式にぴったり。
カジュアルな印象を持たせつつも、開放的なロケーションによく似合うため、ガーデンウエディングやリゾートウエディングなどにもおすすめ。

デザインによってはボディラインが強調されるものも多いため
「スタイルが気になって着られない」
という花嫁も多いかもしれませんが、デザインによっては体系カバーの効果もアリ。

もともと長身でスレンダーな方によく似合うことはもちろん、体系カバーのできるデザインをうまく活用すれば素敵に着こなすことも可能。
気になるポイントをカバーし「スタイルが良くて細身の印象」に見せることによって、スレンダーラインを着こなせる花嫁に変身することもできちゃいます!

●スレンダーラインのドレスのイメージ

  • スタイリッシュ
  • 大人っぽい
  • シンプル

●スレンダーラインのドレスのポイント

  • シンプルで動きやすく、小さな結婚式場にもおすすめ
  • 存在感があり、オープンエアの空間でも素敵に映える
  • 体系カバーで細身で背が高い印象を与えられる

マーメードライン エレガントさが際立つ

ウエディングドレス
まるで人魚のようなシルエットが特徴的なマーメイドライン。
ボディラインにフィットしたドレスがひざ下から裾に向かって広がり、人魚の尾びれのように見えることが名前の由来。

くびれや曲線美が強調されることから、最も女性らしさを強調できるラインとなっています。
プレ花嫁からも人気が高く、憧れを抱いている人も少なくありません。

ただ、ボディラインがくっきり出てしまうことから「着たいけれどハードルが高い」という印象もあるのではないでしょうか。
実はマーメイドラインに重要なのは「細く見せること」ではなく「上手くボディメイクすること」です。
補正下着なども上手に使えば、憧れへのハードルはかなり下げることも可能になります。

さらに「身体のラインをそこまで強調したくない」という方はソフトマーメイドがおすすめ。
マーメイドとスレンダーの中間くらいのラインなので、ボディラインを強調したセクシーさが少し和らぎます。

●マーメイドラインのドレスのイメージ

  • セクシー
  • エレガント
  • 大人っぽい

●マーメイドラインのドレスのポイント

  • ボディラインを強調し、女性らしくエレガントに魅せる
  • 上手くボディメイクすることでハードルを下げられる
  • ボディラインの強調を抑えたソフトマーメイドもあり

》マーメイドラインについてもっと詳しく知りたい方はこちら

エンパイアライン 上品で透明感のあるシルエット

ウェディングドレスのライン。上品で透明感のあるシルエットが魅力のエンパイアライン
エンパイアラインというのは、バストのすぐ下に切り替えがあり、スカートがながれるようにまっすぐなラインを描いているドレスのことです。
ギリシャ神話の女神が着ているドレスと同じようなイメージといえばわかりやすいかもしれません。

実際に、ナポレオンの時代に流行したデザインで、王妃ジョセフィーヌも好んで着用していたことにちなんでこのエンパイアラインと呼ばれるようになりました。

薄く柔らかで、透け感のある素材で作られている点が大きな特徴のひとつで、女性の愛らしさに透明感を与えてくれます。
クラッチブーケと合わせたり、裸足になったりすることでさらにナチュラルさをアップさせることが可能です。

バストの下からストンと落ちるシルエットは体系カバーの効果も抜群。
おなかへの締め付けがないことから、マタニティ用のドレスとして用いられることも少なくありません。

ヒールを履くことで小柄な花嫁でもバランスよく着こなせるほか、切り替えの位置がバストの下にくることで胸を大きく見せてくれる効果もあります。

●エンパイアラインのドレスのイメージ

  • ナチュラル
  • 上品
  • 透明感

●エンパイアラインのドレスのポイント

  • ナチュラルで透明感のある花嫁姿を演出できる
  • バストを大きく見せる効果がある
  • 体系カバーやマタニティ用ドレスとしても人気

》エンパイアラインについてもっと詳しく知りたい方はこちら

ロングトレーンのドレスでバックスタイルを美しく

バージンロードを華やかに演出するロングトレーンのウェディングドレス
ロングトレーンとは、裾が長く、スカートの後ろが長く伸びるように設計されたデザインのドレス。
バージンロードでの入場やウエディングセレモニーの瞬間など、ゲストに背を向けて過ごす時間が長い結婚式。

そのため、ドレス姿は前だけでなく後ろ姿も美しく保っておく必要があります。
天井が高く広さもある大聖堂のバージンロードなどでは、ボリュームの少ないシンプルすぎるウエディングドレスだときれいに映えないことが少なくありません。
トレーンが長いドレスを使うことで、縦はすっきりとしたシルエットを保ちつつ、存在感をしっかりと持たせるように演出できるようになります。

》ロングトレーンのドレスについてもっと詳しく知りたい方はこちら

スカート丈の短いドレスで花嫁姿をカジュアルに演出

ミニ丈やミモレ丈のウェディングドレスでカジュアルさを演出
ウエディングドレスを身にまとった花嫁姿をちょっぴりカジュアルにしたい時におすすめなのがスカート丈。
1,5次会や二次会、披露宴の衣装直し後など、ちょっぴりカジュアルな雰囲気を演出したい時にはミモレ丈やミニ丈のドレスを身にまとう花嫁も増えています。

ミモレ丈 クラシカルな雰囲気を演出

カジュアルな雰囲気を醸し出すミモレ丈のウェディングドレス
ミモレ丈とは、膝より下、ふくらはぎくらいの丈のドレスのこと。
足元を見せるシルエットがカジュアルでクラシカルな雰囲気を醸し出します。

パニエを使わないスレンダーラインから、控えめに広がりを見せるAラインのようなシルエットまで、幅広いラインがある点も特徴的。

1.5次会や二次会など、正装までかしこまらず、それでいて普段着までは崩したくないといった場面にもぴったり。
ナチュラルな印象のドレスも多く、可愛らしい雰囲気をまとった前撮りやフォトウェディグを叶えたい場合にもおすすめです。

ミニ丈 女性らしい愛らしさをまとう

女性の可愛らしい魅力を引き出すミニ丈のウェディングドレス
カジュアルにおしゃれを楽しみたいという花嫁には、ミニ丈のドレスがおすすめ。
可愛らしい女性のドレス姿を演出できるため、雰囲気が少し和んできた披露宴のお色直し後や、二次会など、気取らないスタイルのパーティーにぴったり。

Aラインとミニの2WAYなど、ドレスによっては同じ衣裳で異なるシルエットを演出できるものもあるので、演出的にもコスパ的にも効果アリです。

バレリーナのようなふわっと広がるラインから、バックスタイルはAラインのように見える長めのトレーンのドレスまで、ミニといってもシルエットはさまざま。
ドレス姿をどんなふうに演出したいかによっても衣裳姿が変わってきます。

》ミニ丈のドレスについてもっと詳しく知りたい方はこちら

さまざまなラインから自分らしい姿を見つけよう

いかがでしたか?
今回はウエディングドレスのラインについて説明しました。

もちろん、ラインだけがすべてではなく、素材の質感やデザイン、小物も含めたコーディネートなど、さまざまな要素の組み合わせで見える印象は大きく変わってきます。
ただ、そのベースとなるものといえば、やっぱりウエディングドレスのライン。

自分を一番キレイに見せられるのはどんなウエディングドレスなのかも含めてしっかり検討していくことをおすすめします。
それぞれのラインごとに記事へのリンクも張っているので、もっと詳しく知りたいと言う方はそれぞれの詳細ページもチェックしてみてください。

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